競馬発祥の地、ヨーロッパはもちろん、北米、南米、アジア、オセアニア、アフリカなど、世界各地で競馬は開催されています。そのほとんどの地域で、競走馬はサラブレッドであり、たくさんの国々で生産が行われています。、最も多くのサラブレッドを生産してるのはアメリカですが、オーストラリアや日本、アルゼンチン、イギリス、アイルランド、ニュージーランドなども世界的な生産地です。
地域によって、若干スタイルは異なっているものの、世界の競馬のスタイルは大きく
【イギリス様式】と【アメリカ様式】とに二分されます。 |
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【イギリス様式】 |
芝コースが中心。スピードを競う。 |
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【アメリカ様式】 |
ダートコースが中心。パワーを競う。 |
日本の競馬はイギリスを手本として発展してきましたが、近年はアメリカ様式の影響を受けて、そのスタイルが微妙に変化してきている。
本家のイギリスダービーやオークス、フランスの凱旋門賞、アメリカのブリーダーズカップ、UAEのドバイ・ワールドカップなど、世界的に有名なレースが存在し、これらを目指して世界各地から強豪が集まります。
| ■アメリカの競馬 〜ブリダーズカップは競馬の祭典〜 |
アメリカの競馬は、ほとんどのレースが平坦なダートコースで行われ、芝のレースはあまり盛んではありません。
当然、3冠レースも全てダートコースで行われています。
5月のケンタッキー・ダービー(2000m)、同じく5月のプリークネスステークス(1900m)、6月のベルモントステークス(2400m)がこれにあたります。
そして牝馬3冠は5月のエイコーンステークス(1600m)、6月のマザーグースステークス(1800m)、7月のCCAオークス(2400m)です。
日本とは違い、3つのレースが短期間に集中し行われるのが特徴です。
一方、アメリカには3冠レース以上に関心の高いレースがあります。ブリーダーズカップと呼ばれるもので、まさに年に1度のアメリカ競馬の祭典です。
開催日はブリーダーズカップ・デイと呼ばれ、距離の異なる8つのGIレースが行われます。
世界各地から優秀なサラブレッドが集結し、日本からも何頭もの精鋭が出走しています。
アメリカとは対照的に、ヨーロッパの競馬は芝コースが中心です。
イギリスの3冠レースは、5月の2000ギニー(1600m)、6月のダービー(2400m)、9月のセントレジャー(2920m)です。
4歳牝馬限定のGIレースも、5月の1000ギニー(1600m)と6月のオークス(2400m)があります。
また、フランスにも、仏ダービーや仏オークスがありますし、アイルランドでも、アイルランド・2000ギニー(1600m)、アイルランド・ダービー(2400m)、アイルランド・セントレジャー(2800m)という3冠レースが行われています。
ドイツ、イタリア、スウェーデンやノルウェーでも競馬は行われていますが、ヨーロッパ競馬の最高峰は、欧州3冠レースと呼ばれるものです。6月にイギリスで行われるダービー(2400m)、7月のキングジョージVI&クイーンエリザベス・ダイアモンドステークス(2400m)、10月にフランスで行われる凱旋門賞(2400m)がこれにあたります。
ダービー以外は古馬でも参戦可能ですが、同じ年に3つ勝ち抜くのは一生に一度のチャンスです
南半球でも、ヨーロッパの人々が移住した地域を中心に競馬が盛んです。
中でも、JRAのジャパンカップへの出走を通じて日本でも良く知られているのがオーストラリア、ニュージーランドでしょう。オースラリアでは、4歳限定のAJCダービー(芝2400m)やAJCオークス(芝2400m)、ビクトリア・ダービー(芝2500m)などのレースを見てもわかるように、やはりイギリスの競馬が手本となっているようです。
もっとも、芝3200mで行われるメルボルン・カップをはじめ、GIレースの多くは中・長距離のレースです。有名な短距離のレースは、3歳限定のゴールデン・スリッパーステークス(芝1200m)ぐらいしかありません。
十分なレース間隔をあけてローテーションを組む日本とは違い、オーストラリアでは連闘(翌週も続けて出走)も珍しいことではありません。かなりタフな馬でなければ、頂点に立つことは難しいといえます。
| ■アジアの競馬 〜インド・フィリピンにも競馬はある〜 |
アジアの競馬といえば、日本とともに有名なのが香港と韓国。中近東まで含めれば、ドバイ・ワールドカップ(ダート2000m)で知られるアラブ首長国連邦(UAE)も競馬が盛んな国です。
また意外と知られていませんが、マカオ、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール、インドでも競馬は行われています。
アジアには、UAEのドバイ・ワールドカップ以外にも、いくつかの国際競走が設けられています。
香港では、4月にクイーン・エリザベスII世カップ(芝2000m)、12月にインターナショナル・レース(全4レース)が行われています。
シンガポールでも、3月にシンガポール・インターナショナルカップ(芝2000m)が開催されています
近年、アジアの競馬のレベルはかなりの水準にで、日本から韓国の国際競走に出走する馬も年々増加傾向にあります。
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