騎手は常に体重をコントロールし、軽量を維持していなければなりません。
その理由は、レースによって騎乗する各馬が背負う【負担重量】というものが決まっているからです。
【負担重量】とは騎手の体重と所定の馬装具類(鞍・腹帯・鞍下毛布・あぶみ等)の合計の重さでヘルメットやゴーグル、ムチ、手綱、頭絡、ハミ、メンコ、ブリンカー、シャドーロールなどは含まれません。
そのため騎乗予定の馬の負担重量が50`以下の超軽量だった場合、ダイエットも余儀なくされますし、逆に負担重量に満たない場合は、100〜500c刻みの鉛等を装着して重量を調整します。
スポーツ紙や競馬専門紙の騎手の欄には☆、△、▲印のついている騎手がいますが、この騎手は騎手デビューして3年未満で80勝以下までの騎手であり、レースの時、減量のという特典があり、減量騎手と呼ばれています。但し、女性に騎手に関してデビュー後、3年以上経過しても☆(1`減)です。
減量騎手の条件は次のように負担重量が減量されます。
| 免許取得年数 |
通算25勝以上 |
通算26勝以上
50勝以下 |
通算51勝以上
80勝以下 |
通算81勝以上 |
初の免許取得後
1年未満 |
▲(3kg減) |
△(2kg減) |
☆(1kg減) |
減量しない |
初の免許取得後
1年以上2年未満 |
△(2kg減) |
☆(1kg減) |
減量しない |
初の免許取得後
2年以上3年未満 |
☆(1kg減) |
減量しない |
【例】
負担重量が55kgの馬に、▲印の減量騎手が騎乗する場合は、
負担重量55kg−減量数▲3kg=減量騎手の負担重量52kg
ということで、 52kgで出走することができる訳です。
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