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■サラブレッドの祖先は3頭の馬に行き着く!

 競馬は別名『ブラッド・スポーツ(血のスポーツ)』ともいわれ、どの馬も祖先をさかのぼれば、たった3頭の馬にたどり着きます。それは17〜18世紀にヨーロッパに輸入されてアラブ種は200頭前後にも上りましたが、時代とともに大半の血統が途絶えていったためです。

 今でも残る血統は「ダーレー・アラビアン」「バイアリー・ターク」「ゴドルフィン・アラビアン」の3頭です。これらはサラブレッドの3大始祖と呼ばれ現在の競走馬をさかのぼっていくとこの3頭のいずれかにたどり着きます。

 【ダーレー・アラビアン】の系統は今日のサラブレッドの約90%がこの系統とされています。5代目に20戦無敗という伝説を残した名馬「エクリプス」が登場し、世界中に広がっていきました。そのため、この系統はエクリプス系とも呼ばれ、さらに枝葉が分かれていき、ノーザンテースト、シンザン、ミスターシービーなど日本の名馬のルーツもここたどり着きます。

 【バイアリー・ターク】の系統は4代目のヘドロの活躍によって現在まで受け継がれております。そのためヘドロ系とも呼ばれております。日本では種牡馬として優秀な成績を残したパーソロンやその子どもでシンボリルドルフなどがいます。

 【ゴドルフィン・アラビアン】の系統はマッチェム、マンノウォーという名馬を通じてその血統が現代まで繁がっています。



■サラブレッドは父系社会


ダーレー・アラビアン

バイアリー・ターク】

ゴドルフィン・アラビアン
エクリプス
(1764)
ヘドロ
(1758)
マッチェム
(1748)
ハイペリオン
(1930)
ファラリアス
(1913)
トウルビヨン
(1928)
マンノウォー
(1917)
ハイセイコー
(1970)
ネアルコ
(1935)
パーソン
(1960)
ヴェンチア
(1957)
ハクタイセイ
(1987)
ノーザンダンサー
(1961)
シンボリルドルフ
(1981)
クライムカイザー
(1973)